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2019-11-22

山からはじまる家⑤

「山からはじまる家」は、構造材に使う製材のルートを見える化した、言わば顔の見える家づくりです。

製材以外にも、身近な素材を職人の手仕事で活かすことを大切にしています。

 

 

敷地内には入植当時に建てられ、およそ百年近い間この場所で風雪に耐えてきた小さな納屋がありました。

左官職人・野田さんの提案で、今回新築する家の内装に当時の土壁を再利用することになりました。

お施主さんは、「土」を生業とする畑作農家さん。

百年前の土を使い、また次の百年に繋がるように思いを込めた取り組みです。

剥がした土壁をふるいにかけて、再利用できる状態にします。

ここからまた左官屋さんが工場に持ち帰り、藁・砂・水などの調合を整えるために数十個の試験体を作って現場に臨んでくれました。

 

 

壊してしまえば産業廃棄物になってしまう土壁が、生まれ変わりました。