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2019-09-02

山からはじまる家づくり③

2月に伐採され、3月に製材、4月に乾燥をかけた材料を5月のGW明けから刻みだしました。1年以上乾燥期間を設ける天然乾燥に比べると、とても速いサイクルです。猛スピードで進む現代の世の中では、なかなか天然乾燥まではやりたくてもできないのが現状です。

大工が墨をつけ、機械や手道具で刻みます。

2本の材料を1本に近い強度を保ちながらつなげる、「金輪継ぎ」です。一本一本の癖を見ながら墨付けをし刻まれた材料は、現場で組まれ、時間が経過することで互いに締め合い、強度が高まるように工夫されています。日本の大工さんは、千年以上も前からこのような技能を当たり前に持っていました。現代のテクノロジーでも適わない知恵と技術が継ぎ手ひとつひとつに詰め込まれています。

すべての材料の刻みに2ケ月以上要し、いよいよ建て方を迎えます。